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●個展搬入当日。イスに座って一枚
写真詩というジャンルの個展は、宇沙戯舎さんでは初めてだったそうです。
僕自身、一番不安だったのは、ボリュームがでるのかどうか、ということでした。
写真という平面の作品しかなかったので、見ごたえある個展になるのか、凄く不安でした。
だからできるだけフレームや額をつかって、少しでも厚みを、と会場を作っていきました。
作業を終えてみると、その雰囲気にぴったりの素敵な空間ができあがりました。
個展開催期間中には本当に多くの方に来ていただきましたが、特に女性が多く、しかも
2階のギャラリーで作品を見ている滞在時間が長かったようです。ひとつひとつ、文字を読んで
感じてくれたことが、本当に嬉しかったです。 |
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●mush紹介コーナー&フォトフレーム・ポスター
2階のギャラリーに上がってすぐ右にある、作者紹介のコーナー。その上にはフォトフレームが並びます。
「個展に寄せて」という文章も置きました。色んな個展を見ていていつも思っていたのが、その作者の
想いが書いたものがないなぁ、ということでした。その作品そのものから作者を想い描け、ということなら
ともかく、やっぱりその人の個展に寄せる想い、作品に込めた想いというのが書いてあったほうがいいかな
と思います。
個展開催期間中にはフォトカードとミニフォトとポスターと詩集(いしんでんしん。)を販売していたのですが、
売れ行き好評で、3度も補充にいきました。フォトカードは100枚以上売れ、びっくりしました。 |
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●壁面は額入りA4フォト
額に入れると、作品はグッと引き立ちますね。壁面は額に入れたポスターにしました。
特に思い入れの強い4作品をメインに。販売して欲しいという要望もありましたが、今回は用意できなかった
ので、次回するときには何とかしたいと思っています。
DMは知り合いに100枚ほど書きました。新聞や情報誌などで知った友人も来てくれて、本当に
多くの友達に会いました。一人一人じっくりと話すことができなくて残念でしたが、
わざわざ僕の個展のためだけに車や電車で来てくれて、感動でした。足跡帳にも多くの書き込みがあり、
ひとつひとつを読んでいると、また次へのパワーが湧いてきます☆ |
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●入ってすぐのところにメイン作品(君のお陰)
階段を上がってすぐ正面に、DMやポスターでも使用したメイン作品を置きました。
この作品の写真がすごく青春と爽快感を感じさせるので、勢いがあると思って使用しました。
DMは完売で、手元に1枚あるだけになりました。
写真の右側には、ちょっと見えにくいですが窓に透明のポスターを貼っているんです。
OHPに作品を印刷したもので、すごくよく光が入ってくる部屋だったので、効果大でした。
今回は23日間という、普通ではあまりない長期間の個展でした。しかも雑貨屋さんの2階で開催したので、
本人がずっといなくても雑貨を販売できましたし、次から次へとお客さんが流れていって、
本当にいい場所でした。まだ単独で集客できないので、かなり助けられました。
宇沙戯舎さんも沢山の方にDMを配布していただいて、その効果で多くの方に見ていただけました。 |
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●長い詩の作品や、立体の作品など
搬入時の作品です。開催期間中はほとんど写真を撮りませんでした。なぜか。
友達は「写メ、とっていいですか?」とよくケータイで写真とっていました。
味のある空間、すごく僕も好きでした。雲の上のふわふわした空間。現実の忙しい時間を
忘れてゆったりとした気持ちになれる、そんな空間でした。
終わった今となっては、二度とあの空間を感じれないのだなぁと思うとちょっと淋しかったです。
中には開催期間中に2回も来てくれた友達もいました。1回目は友達と、2回目はひとりでゆっくりと。
なんていう人もいました。僕自身も何度も会場に足を運びましたが、いつ来ても決して飽きない
ほっとするいい空間だったと思います。 |